エア投げ銭💀暗号通貨メモ

暗号通貨トレンド、マイニング、ICO、取引について

クラウドマイニングはなぜ儲からないのか?

f:id:akashiriot:20180618224943j:plain

 

2017年の年末にかけて未だにクラウドマイニングをすすめている自称インフルエンサー、ブロガーを何人も見かけました。それはビジネスモデルを理解した上で眺めれば、アフェ目的で意図していたかどうかは別にして完全に読者やフォロワーを「養分」にしているようにさえ見えます。(ここではアフェリエイト自体が問題ではありません。高い確率で赤字になるビジネスモデルのサービスを紹介することがダメじゃないかと言っています。)

 私の体験からお伝えすると2016年10月にZcashのクラウドマイニングがジェネシスマイニングで始まった時に私は飛びついて契約をしましたが…今思えば「典型的な愚民の一人」でした。ビジネスモデルの全体像を掴めていない状態で暗闇に金を投げたような状態でした。

 以下、具体的になぜクラウドマイニングがダメな理由をご紹介していきます。

はじめに

まず初めに長い文章を読むのがめんどくさいという初心者の方へ端的にアドバイスするなら「クラウドマイニングはお金をドブに捨てるようなもの」という人間不信が極まったクズ人間のような言葉をお贈りしたいと思います。

ハッシュレート保障 = 採掘分配量保障ではない

クラウドマイニングではハッシュレートを一定の期間、金額を払って確保する契約の形をとっています。つまりレンタルサーバのようなサーバを貸してるだけだよという期間契約のイメージですね。私はクラウドマイニングの契約と同時期にZEC,ETH,SC,DCRなどハードウェアを購入して自らマイニングも行いました。比較してみて明確に分かるのですが「クラウドマイニング」では「自掘り」と比べて同じハッシュレートであっても、圧倒的に低い払い出しが行われます。つまりクラウドマイニングの運営側が「謎の経費」を差し引いている思われるのですが、この経費が全て情報公開されているクラウドマイニングをみたことがありません。つまり支払いの対価としてハッシュレートを保証してもらっても、リターンの分配はクラウドマイニング側に調整されてしまうので「空気の契約」といえます。

マイナーのハッシュレート改善についていけない

更に悪いことにハッシュレートはハードウェアを購入して自らマイニングしている人達の速度はどんどん向上します。そして全体のハッシュレートが上がり続けると「難易度」が上昇し、同じハッシュレートのままでは採掘量は減り続けます。ハッシュレートが向上する原因はマイナーのハードウェアの性能向上だけではなくマイニングツールなどソフトウェアの向上もあります。ハッシュレートの向上する余地が多い期間ではツールの改善でハッシュレートが一カ月で20%以上も劇的に連続して向上する場合もあります。しかしクラウドマインニングは契約した時点のハッシュレートでほぼ固定されます。(申し開き程度の改善はアナウンスされることもあります)つまり、契約した時点のハッシュレートではマイナーの性能向上による難易度の上昇についていくことができません。クラウドマイニングで契約している採掘量が時間の経過とともに劇的に減少し、あなたの当初の収益計算は完全に崩壊してクズのような払い出しが続きます。

収益性に関係なくSNSで有名人がおススメしてくる

悪意がなければよりツライところがあるのですが、大手のクラウドマイニングにはアフェリエイトが必ずといっていい程あるため自分は契約しなくても紹介して契約すれば自分の収益になります。情報発信者の意図を見抜き自分で収益性を調べましょう。

黒字には価格の右肩上がりが前提

難易度の向上を考慮しても、価格がそれを上回って10倍や100倍という通貨がゴロゴロあった2016~2017年であれば収益性の厳しいクラウドマイニングのビジネスモデルでも黒字になる期間が確かに一時期ありました。しかし今はそんな通貨がクラウドマイニングで採掘できる通貨でどれほどあるでしょうか?ほぼ例外なく全ての通貨でで市場から購入した方が先細るクラウドマイニングの採掘量よりマシな状況となっておりクラウドマイニングを選択する理由がないのです。

節税目的という甘い言葉のワナ

クラウドマイニングを経費とすることで節税することができると説明した人も2017年の年末に見かけましたが、やはり激減する微々たる採掘量のリターンは経費効果などを遥かに上回って市場で購入した方が通貨量は何倍も買えたのではないでしょうか? (もう検証するレベルですらないと思っていますが間違ってたら教えて💀)

さいごに

結果論だろ…

きっとあなたはそう思うに違いありません。しかし少なくとも2017年にはクラウドマイニングの結果で損した、または市場から買った方が何倍もマシだといった先人の情報が多くあったはずです。これからは信頼できるソースを自分で調べましょう(そして転んだら自分で考えて進みましょう)。また今後も何年に1回のサイクルで一瞬儲かる状態になるタイミングが来るかと思います。そしてそれは「超短期」となるはずです。そもそも考えてもみてくだい。クラウドマイニングはサービス提供側が初期設備投資などリスクを最大限軽減するために契約した段階で確実に収益を先払いで回収できるビジネスモデルなのです。(そんなド短期で儲かるなら金も簡単に借りられるし自分達でやってますよね💀)

ただこれからはASICなどのハードウェアのトップシェアの開発元が展開するクラウドマイニングのサービスが出てくれば収益性が上がる可能性がある唯一の道かなとも思います。逆にそれ程、技術面で根源的な部分を抑えていないとユーザにとって収益性はとても厳しいビジネスモデルだと思います。

 

余談

自掘りは緩やかに長期間利益をもたらしてくれましたが、ここ最近の相場低迷とともに、嫁の度重なる騒音苦情と何故かマイニングをしていると家中の電気代全てが加算されてを払わされるという修羅の国の家庭内制度があるため挫折しそうです💀それでもクラウドマイニングはやりません。やるならCPU系がマイニングできる通貨をマインニングOKなサーバで細々とやるでしょうね…