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Claymore's ZCash AMD GPU Minerについて

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今回は流行中?(終わった?)のZcashのマインニングツール「Claymore's ZCash AMD GPU Miner」とその設定をご紹介をします!

 
Zcashのマインニングツールといえば、一時期は様々なマインニングツールがタケノコのように出現し、高ハッシュレート競争(たくさん通貨の量が掘れる)を繰り広げていましたが、個人的にはADM系のツールに関しては「Claymore's ZCash AMD GPU Miner」が他のツールのハッシュレートを圧倒したんじゃないかと思っています。
(他にいいツールあったら教えてくださいね)


このツールの前提として「AMD系のGPUのみ」サポートしています。具体的にサポートされるのは以下の2系統のカードのみです。

  • Polaris cards (RX 4xx / RX5xx)
  • Fury cards (R9等)

※💀注意.「NVIDIAGPU」は残念ながら対応していません。


このツールの対応OSはマイナーツールでは珍しいことにWindowsが先行して開発されている時期がありましたが、現在ではLinuxWindows両方とも同時にアップデートされており、Linuxコマンドラインに抵抗のない方であれば、Linux版を使ってOSの費用を抑えることもできますね。

以下、具体的にこのツールの私が動作させている実際の設定をご紹介します。

私の環境ではマインニングマシーンは2台ありますが、今回の設定の前提とするPCのGPU環境は以下の合計4枚です。




では、さっそくマインニングツールをダウンロードするサイトからご紹介します。
以下よりBitcointalk.orgのURLにアクセスします。

※💀注意1.開発者であるClaymoreがアップロードしたプログラムであることを確認してダウンロードしてください

※💀注意2.現在のVer12.5はダウンロード時にウイルス検知に引っ掛かる場合があるようですので、注意してください。(実際に何か問題が起きても責任は取れませんので各自でも念のためウイルスチェックを行ってください)




次にプログラムが置かれているGoogle Drive か MEGAのリンクをクリック。

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次にWindows版 か Linux版を自分の環境に合わせてダウンロードしましょう。

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ツールをダウンロードし、解凍したファイル内で、設定する必要があるファイルは以下の3つです。

config.txt
epools.txt
start.bat



それぞれのファイルについてご紹介していきます。

config.txt ファイル

今回紹介したツールの優れた点は細かいコントロールをこのCONFIGファイル内で設定することができます。 以下実際に私が設定している内容です。

-dbg -1
-tt 60
-ttli 80
-tstop 90
-cclock 1000
-cvddc 800
-mclock 1600
-mvddc 800


以下、今回使用したオプションの簡単な説明です。

-dbg -1
このオプション指定「1」はデバックログの出力を行いません。私は安定することを確認した後は、少しでも電力消費を抑えるためにログは出力させていません。このオプションの値を「0」と指定するか、このオプション指定自体がない場合のデフォルト値は「0」で、その場合はログを出力します。

-tt 60
GPUの温度管理の目標値です。このオプションで「60」とすると基本的に60度前後までの範囲でファン動作によりGPUの温度を維持しようとします。

-ttli 80
許容できるGPU温度の上限値です。このオプションで「80」と指定するとGPUが80度を上回った場合、GPUの動作自体を低速にして(採掘量を減らして)温度が下がるようになります。

-tstop 90
マインニングを停止させるGPUを指定します。このオプションで「90」と指定するとGPUが90度を上回った場合、マイニングを中止します。

-cclock 1000
GPUコアの動作速度を指定できます。このオプションで「1000」と指定すると1000MHzで動作します。

-cvddc 800
GPUのコア電圧を指定できます。このオプションで「800」と指定するとコア電圧は0.8Vで動作します。

-mclock 1600
GPUモリーの動作速度を指定できます。このオプションで「1600」と指定すると1600MHzで動作します。

-mvddc 800
GPUモリーの電圧を指定できます。このオプションで「800」と指定するとコア電圧は0.8Vで動作します。

 

epools.txt ファイル

Zcashのプールを指定できます。最上部が「メインプール」となり複数行記述して、複数のプールを指定できます。「メインプール」は、再接続時など通常優先して接続するプールとなります。ちなみに行の頭に「#」を付けることでコメントアウトされ、そのプールは指定から外すことができます。

POOL: ssl://asia1-zcash.flypool.org:3443, WALLET: アドレス.マイナー名, PSW: x, ALLPOOLS: 0

※上記はFlypoolでの一例です。利用する各マインニングプール側の説明に従って設定してくださいね。



start.bat ファイル

基本的にconfigにツール設定、epools.txtにプール設定を指定する場合は、ツール実行のためのバッチファイルは以下のようなアプリの場所指定だけでOKです。

ZecMiner64.exe



以上がマインニングツールの設定箇所の説明でした!



パフォーマンスとしては、上記の設定ではハッシュレート自体は1枚平均で235Mhz程度ですので、かなり低いと思います。ただ、電力消費は低く実際のワットチェッカーの測定でマインニングマシーン全体で358W前後です。


今回、実際に私が動作させているツールの設定をご紹介しましたが、ベストな設定はハードウェアはもちろん何を重視するのかでそれぞれ変わってきます。

私は稼働率、低温動作、静音、低電力とワットパフォーマンスのバランスを重視していますので、生ぬる過ぎだという方も多いかもしれませんね。

ぜひカスタマイズして、より自分が望む設定をみつけてくださいね。
この記事が何かのご参考になれば幸いです!